あがり症の症状〜スピーチ恐怖〜

あがり症の症状〜スピーチ恐怖〜

人前でのスピーチ恐怖

あがり症で悩んでいる人の中で一番多い症状がスピーチ恐怖ではないでしょうか。

 

大勢の前でスピーチや発表しようとすると頭が真っ白になって、顔面蒼白もしくは赤面状態で、汗はダラダラ、何もしゃべれなくなったりした経験はありませんか?
また、一度経験してしまうと、「今度スピーチする時も失敗したらどうしよう」といった予期不安に悩まされるようになり、「自分はダメなやつだ」「私はなんでこんなんなんだ」と自分を責めたりしてしまいます。

 

しかし、よく考えてみて下さい。
あなたが考えて、スピーチが上手な人はどんな人でしょうか?
もちろん饒舌に話す人のスピーチは上手に見えるかもしれません。

 

しかし、必ずしも饒舌にスピーチする人に対して好感を持っているでしょうか?
スピーチはたどたどしいけれど、話をする姿が一生懸命で真面目さが伝わってくるような人っていませんか?

 

そう考えると、少し気が楽になりませんか?
スピーチだけでなく、会話する際にも同じことがいえます。
おしゃべり好きな人の話を全部真剣に聞いていますか?
口数は少ないけれども必要なことを的確に言うような人のほうが信頼感がありませんか?

 

スピーチ恐怖は、「上手にスピーチしよう」という気持ちが不安・恐怖を生んでいます。
上手にスピーチしようと思うことは、他の人によく思われたい・評価されたいという自己承認欲求が強いのです。
「上手に」という意識を、「丁寧に」、「ゆっくり」、「わかりやすく」と考え方のベクトルを変えてみると、不安が緩和されると思います。
また、体の緊張は心の緊張に繋がりますので、「肩を上下させる」、「肩を回す」「手を開いたり握ったりする」「軽くジャンプしてみる」といったストレッチをすることで体の緊張がほぐれますよ。

 

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