あがり症とはどのような症状でしょうか
あがり症とは、こういった主に対人関係において、必要以上に緊張して、舞い上がってしまう症状のことをいいます。
専門家も、性格的なものと不安障害の症状との判別は意見が分かれているようですが、あがり症とは、社交不安障害とよばれる精神的な病気の一症状と言ってよいかと思います。
人前での発表等は誰しも緊張するものですが、その緊張も人によって千差万別。
いわゆる「あがり症」というのは、その緊張が極度に大きく、重度の方になると頭が真っ白になり、中には「あがった」状態の記憶が全くなくなる人もいるようです。
学校での発表や仕事での会議はもちろん、テストや講習といった「場」に対してあがる症状もあり、潜在的に悩んでいる方も多いです。
あがり症は病気なのか?
従来は性格的なものと思われてきました。
しかし結論から言うと、極度のあがり症は不安障害の一つの症状としてとらえられ、いわゆる「心の病気」に分類されると思います。
病院では、「心療内科」や「精神科」が担当科になり、診察を受けると「カウンセリング」や「安定剤等の処方」が行われることが多いようです。
しかし、多くの方が「病院にかかる程ではないけど・・・・」、「できれば治したいけど病院に行くのはちょっと・・・」といったように悩むことが多く、潜在的に悩んでいる方は非常に多いと思います。
あがり症は病院に行かなくても克服できるのか
あがり症は、重度のものになると他の精神病(例えばうつ病やパニック症)に発展することもあることから、重度の自覚があるのであれば病院でカウンセリングを受けたり、薬の服用が必要になります。
しかし、薬物療法は副作用や依存性の問題もありますし、カウンセリングや認知行動療法についても費用や手間がかなり掛かってしまうという問題があります。
多くの方は「病院に行くまではないと思うけど」、「自分で克服したい」のレベルであれば、克服する方法は沢山ありますので、ぜひ試してみていただきたいと思います。
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