あがり症克服にはアファメーション(自己暗示)が有効?

あがり症克服にはアファメーション(自己暗示)が有効?

あがり症にはアファメーション(自己暗示)が有効?

アファメーションとは
※ はてなキーワードより引用
アファメーション(affirmation)とは肯定的な断言をする事。個人的な「誓約」をする事。

 

例えば「私は自信をもってプレゼン(スピーチ、発表)できる」、「どんどん自信がみなぎってきている」等といった肯定的な表現をすることで、自己暗示にかけることです。
このアファメーション(自己暗示)については、主に自己啓発系の書籍や成功法則系の書籍でよく勧められている方法ですが、自分に自信を持つことで人前であがったり極度に緊張したりすることを克服し、あがり症を改善することができます。
アファメーション(自己暗示)はあがり症解消に役立ちます。

 

このアファメーション(自己暗示)は、始めたからといってすぐに効果がでる訳ではありません。
人の顕在意識は、常識の範囲外のことには強い反発を示して、すぐに心を修正しようとします。

 

例えば、極度のあがり症の人は、人前で極度に緊張してあがってしまう経験を何度となくしているはずです。
顕在意識としては、「自分はあがり症なんだ」と認識していますので、いきなり「私は緊張せずに人前で発表できる」といきなり言ってみてもすんなりとは受けれません。

 

アファメーション(自己暗示)を行う際のポイントは、

 

   @ 顕在意識が弱く、介入しずらい時に行う

 

   A 繰り返し行う

 

ことです。

 

起床時と就寝前にアファメーション(自己暗示)を行う

顕在意識が弱っている時にアファメーション(自己暗示)を行うことで、アファメーションの内容が顕在意識に邪魔されず、潜在意識にスッと入りやすくなります。

 

潜在意識に、肯定的なアファメーション(自己暗示)を行うことで、自分に自信を持てるようになり、あがり症の解消を行います。

 

起床時と就寝前は、顕在意識が弱い状態であり、普段であれば受け入れ難いようなことでも受け入れ易い状態です。
いわゆる、顕在意識の隙を付いて自分に暗示を掛けていき、自信を持つようにするのです。

 

良くない例としては、「私はあがり症ではない」、「私はあがらない」等の否定的な宣言。
否定的な宣言は、マイナス部分に意識がフォーカスしてしまい、マイナスの結果になることがあります。
また、潜在意識は「ない」ということを理解できないことから、その点でもアファメーションの効果が薄れます。
顕在意識と潜在意識については、石井裕之氏の「心のブレーキの外し方」がおススメです。

 

あがり症克服のためのアファメーション(自己暗示)の方法

あがり症克服のための効果的なアファメーションのポイントとして、繰り返し行うことが重要であることを言いました。

 

繰り返し繰り返し行うことで、人の潜在意識は自分でも意識しない(いわゆる無意識の)内に、暗示に掛かっていきます。
すぐに効果がでなくても焦らないことが重要です。

 

実際のアファメーションの方法については、いくつか方法があります。

 

  • 肯定的な内容を心の中で復唱する
  • 肯定的な内容を実際に声に出しみる
  • ノートや手帳に書いておき、毎日その内容を確認する
  • 紙に書いて、寝室の壁に貼っておき、確認するようにする

 

一般的には、下にいくほど効果が高いと思いますが、複数の方法を行うとなお効果が高いです。
ナポレオンヒルの名著「思考は現実化する」でもアファメーションの偉大な力について書かれています。

 

全くコストはかかりませんし、やることは非常に簡単なので、騙されたと思って半信半疑でもよいので続けてみて下さい。

 

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