あがり症の症状〜視線恐怖〜

あがり症の症状〜視線恐怖〜

あがり症の症状〜視線恐怖〜

人から見られることで不安恐怖を覚えたり、人から見られているという思い込みから不安・恐怖を覚える症状を視線恐怖といいます。

 

視線恐怖は、対人恐怖だけでなく、人との接触がなくても人から見られているということに恐怖を感じます。
実際には全く見られていなくても、「見られているかも」という不安・恐怖が発生して、家にこもりがちになることから、うつ病との合併症が発症しやすく問題になります。

 

人に見られていることを、「注目されている」「奇異な目で見られている」「おかしな人だと思われている」等と常にマイナスに考えてしまいます。

 

視線恐怖については、恐怖を感じる状況から逃げないで少しづつ徐々になれていく「エクスポージャー」という手法が有効であり、また腹式呼吸やリラクゼーションを併用して少しづつ慣らしていくことで、脳内の恐怖反応を少しづつ書き換えていきます。
「エクスポージャー」は、無理に怖い思いをするというものではなく、最初はものすごく低いハードルから始め、徐々にハードルを上げていくことが重要です。
そうすることで、次第に視線恐怖を感じていた状況にも慣れていき、我慢ができるようになります。
少しづつ時間を掛けて慣らしていくことで、視線 > 恐怖 という脳の反応が、視線 > 我慢できる という反応に徐々に上書きされていきます。

 

十分に慣れてきたら、少しだけハードルを上げた状況で同じように慣れていくのです。

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